2010/06/23

眠いし雨だし。

SPOOKY TV明けの日は凄く眠たい。けどヘンテコな充実感が充満しているから不思議なもんだ。過去これだけひとつのメディアに自分の気持ちが持って行かれた事があっただろうか。出演しているのはずぶの素人で、ユーストリームと言う形態の生放送で、編集が入らないのだから当たり前に沈黙する場合もある。放送されるコンテンツとしての質は限りなく低い。それは間違いない。音質、画質を取ってみてもテレビにはかなわないし、内容も編集と言う意味でビシッとしまっている訳ではない。では何が面白いのかって言うと取り扱う題材が凄くマニアックである。そして賛否はあるだろうが直接的な表現で吐き出される言葉は遠回りばかりする政治の演説なんかよりもパッと理解出来る。そして出演者が収入を得ていない。好きだからやっているというのはこの面白さに拍車をかけていると思う。何を放送するかってことより放送をしたいって気持ちが強いのだ。それは何においても重要で発信する者の熱意というと大袈裟だけどそういったものがバシバシ伝わって来る。だから僕は応援したくなるのだ。こういった放送は今後のメディアに大きく関わって行くと思う。僕達は凄い武器を手に入れたのではないだろうか。後はそのうまい使い方を考えそれを覚えるだけである。

僕がセンスレスレコードで行なっているインターネットラジオがある。僕の気持ちの上ではファンジンに近い事をやりたいと思っている。真面目な事もふざけた事もなるべく直接的に喋りたいと思っている。それが物議を呼べばそれはそれで成功だと思う。しかし正直びびっている所もある。けど続ける気持ちはまだ途切れていない。素人がなるべく楽しめる様な事柄をひろって発信するってことが面白いってことになればテレビスターに抱いた気持ちが幻想だった事に気付けるかもしれない。なんてなー。

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